インソール(足底板)・中敷きとは?
【中敷き】
・靴に最初から入っている既製品
・最低限のクッション性のみ
・誰が履いても同じ形
・身体の負担を減らす役割はほとんどない
👉 機能性は重視されていない!
【インソール(足底板)】
・足の状態に合わせて角度や高さの凹凸を調整して作る
・アーチの崩れを補整し、足元の安定性を高める
・足・膝・腰・姿勢など全身の負担をを減らす
・靴の機能を補整する
👉 機能性がしっかり考えられ重視されている!
既製の中敷きは薄くてフラットなものが多く、最低限のクッション性はありますが、身体の動きに合わせて負担を減らす構造にはなっていません。
一方、インソール(足底板)は、足の本来持つ機能を引き出し、靴との相性も考えながら作製するため、身体へのサポート力が大きく異なります。
どうしてインソールが必要なの?
足には全身の骨の約1/4の数(全身の骨は206個)が集まっており、歩く・立つといった動作の土台になる重要な部分です。
人が動くときには地面を踏んだ力や衝撃が
靴 ⇒ 中敷き ⇒ 足 ⇒ 膝 ⇒ 股関節 ⇒ 腰 ⇒ 胸郭
と順番に伝わっていきます。
土台である足が不安定になると、うまく衝撃を吸収できず、膝や股関節、腰などの各関節に過剰な負担がかかるため、
・関節の変形
・関節、筋肉の痛み
・姿勢の崩れ
などにつながることがあります。
さらに、足の筋肉がうまく働きにくくなることで、
・足のむくみ
・だるさ
といった循環の不調が起きやすくなる方もいます。
当院のインソール(入谷式足底板)について
当院では、「入谷式足底板」を採用しています。
・足型を採型したり、既製のパーツを貼り付けたりするものではありません。
・歩行動作を中心に評価し、テーピングやゴムパッドで関節の位置や高さを確認します。
・その評価をもとに、すべて手作業で作製します。
・左右別々に0.5㎜単位の細かい調整が可能です。
・身体の変化に合わせ、1~3ヵ月ごとに再調整します。
一人ひとりの「動き方」に合わせて作製するため、しっかりと変化を実感していただけるインソールです。
どんな症状に対応できるの?
・外反母趾
・扁平足
・足底腱膜炎
・外脛骨
・足関節捻挫後の不安定性
・アキレス腱炎
・タコ、魚の目
・変形性膝関節症
・シンスプリント
・鵞足炎
・膝蓋腱炎
・腸脛靱帯炎
・セーバー病
・オスグット
・腰痛 など
足・膝・腰の日常的な不調からスポーツ障害、お子様の成長痛、パフォーマンス向上や将来の予防まで幅広く対応できます。
どんな靴に作れるの?
基本的には、もともと入っている中敷きが取り外せる靴であれば作製可能です。
靴の特徴(硬さ・形・幅など)に合わせてインソールも調整しながら作製します。
「これくらいで相談していいのかな?」というお悩みでも大丈夫です。
足・靴・身体の不調について、
専門的な立場から一つひとつ丁寧にお話を伺います。
インソールが必要かどうかわからない方や、
まずは相談してみたい方は、
👉 お試しカウンセリング+サイズ計測がおすすめです。
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