東京都中野区で外反母趾などの足の痛みや変形性膝関節症などの膝の痛み、膝・踵などのお子さまの成長痛にお困りの方は足のための研究所へ


こんなお悩みありませんか?

✅ 親指の付け根が痛む

✅ 靴が当たって赤くなる

✅ 長時間歩くと痛みが強くなる

✅ 親指が外側を向いてきて不安

✅ 病院では「様子を見ましょう」と言われた

外反母趾とは?

外反母趾とは、
第1中足骨(親指付け根より手前の骨)が内側に開き
親指が外側(小指側)を向いて「くの字」に曲がった状態をいいます。

成人の約30%にみられ、女性に多く発生するといわれています。

出っ張った部分には靴との摩擦が増え、炎症が起こり痛みや赤みが見られるようになります。

また、成長期に発生する若年性外反母趾も存在し、女児に多い傾向があります。
痛みがあることが少ないため、気づかないうちに変形が進むこともあります。

なぜ外反母趾になるの?

外反母趾の原因はひとつではなく、複数の要因が重なって起こります。
代表的なものに以下のようなものがあります。

・親指が長いエジプト型の足
・扁平足
・先の細い靴の着用
・ハイヒールの着用
・全身の関節がやわらかい(全身性関節弛緩)
・家族歴(家族内に外反母趾の方がいる) など…

靴や遺伝的な要因があり、その他の複数の要因が関連しています。

放置するとどうなる?

外反母趾は親指だけの問題ではなく、進行すると以下のような痛みや変形を引き起こすことがあります。

・バニオン(親指付け根の関節の周りの組織が厚くなり炎症を起こす)
・たこ(親指の内側・小指の付け根の下や外側・指の背面など)
・親指が人差し指の下に潜り込み交差する(交差趾変形)
・神経の圧迫による親指のしびれ(内側足背皮神経障害)
・開張足(横アーチが下がり、足幅が広がる)
・第2・3中足骨底側の痛み(足底側の指の付け根)
・モートン病(横アーチの低下による、足底趾神経の圧迫による指の痛みやしびれ)
・内反小趾(小指の変形)
※歩行能力の低下やバランス能力の低下も起こるといわれています。

さらに、足以外にも将来的な膝の痛み・変形(変形性膝関節症)腰痛との関連があるといわれています。

症状や進行を止めるには?

外反母趾には上記のような要因が複数ありましたが、遺伝的な要素を変えるのは難しいため、まず改善しやすい”靴による影響”を見直すことが症状の進行を防ぐ大きなポイントになります。

実際、裸足で生活する習慣のある地域では外反母趾が少ない一方、靴を履く文化のある地域では発症が多いことが知られています。日本でも、鼻緒のある和式の履物を履く文化が減り、洋式の靴が一般化してから外反母趾が増えたといわれています。
このことからも、靴が足に与える影響は決して無視できません。

とはいえ、靴を履かずに生活することはできませんから

・どんな靴を選ぶか
・どう履くか(履き方)

を工夫することが、症状の進行を止めるためにとても重要です。

どんな靴がいいの?チェックするポイント

外反母趾の症状や進行を防ぐためには、靴の構造を正しく選ぶことがとても重要です。
まずは、今履いている靴を一緒にチェックしてみましょう!

※なお、以下のチェックは適切なサイズの靴を履いていることが前提になります。
サイズが合っていないと、どんなに良い構造の靴でも効果を発揮しにくいため注意が必要です。

① ヒールカウンターの硬さ(かかとを包む硬い部分)

👉 やわらかい靴はNG!

ここがやわらかい靴は、足の土台となるかかとの関節(距骨下関節)が安定せず、
かかとから先の親指や上の膝にまで不安定さが波及してしまいます。

※かかとの骨は膝から指先までの中心に位置し、歩行などで最初に衝撃を受ける部位のため重要です!

② シャンクの有無(靴底部分に入っている硬い芯材)

👉 シャンクのない靴 or やわらかい靴は要注意!

シャンクが無い靴ややわらかい靴は歩行時の蹴った力がまっすぐ伝わらないため、内側(親指へ)にねじれて力が伝わりやすくなります。

③ 靴底部分の踏み返しの有無

👉 指の付け根で自然に曲がる靴を選ぶことが大事!

つま先が正しい位置で曲がらない靴は、
指に体重を乗せづらく、
母指球(親指の付け根)に逃げるように負荷がかかります。

また、外反母趾だからといってゆったりとした靴を履くことは症状や変形を強める要因になります。

靴だけでは防げない「その他の原因」について

外反母趾は靴だけではなく、歩き方のクセや足の使い方も大きく関わっています。

特に、

・母指球に体重が乗りやすい
・足首の可動域の低下
・かかとの傾き(内・外側への倒れ込み)
・すねのねじれや湾曲による荷重のかかり方

などが、親指の付け根への負担を強める原因となります。

当院では、こうした靴だけでは補えない”身体の使い方”の問題を細かく評価し、必要に応じてインソールで動きをサポートします。
足の動きが整うことで、外反母趾の進行を防ぎ、歩きやすさにもつながります。

正しい靴選びには専門的な評価が必要です

靴の構造だけでなく、
正しいサイズを選ぶには「足長・足囲の計測」「捨て寸の設定」「ラストの振り方」など専門的な判断が必要です。
お一人では選びづらいポイントでもあるため、当院では実際の足を見ながら最適なサイズをご提案します。

一人ひとりの足に合った靴を選ぶことで、外反母趾の進行を防ぎ、歩きやすさも大きく変わります。

外反母趾で靴選びに困っている方や将来の不安を解消したい方は、お気軽にご相談ください。

👉 インソールと外反母趾の関係について

外反母趾でお悩みの方には、こちらのメニューをご案内しています。

シューズフィッティング
👉 外反母趾で合う靴がなかなか見つからない方

オーダーメイドインソール
👉 外反母趾の痛みや変形の進行を抑えたい方

「どちらを選べばいいかわからない」という方は、まずはご相談からでも大丈夫です。

お試しカウンセリング+サイズ計測
👉 とりあえず相談してみたい方

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